九月読んだ本(BL)
いつの間にか今年もあと3ヶ月らしいです。涼しくなったり暑くなったりして辛い。そろそろ安定して欲しい。
九月は十八冊読みました。まあ月並み。いつも通り。
今月は半分ぐらい同じ人のBLを読んでいました。
いつも通り感想とか。
私結構それによって文の長さが違いますが面白さとはあまり比例してないです。面白くても二行ぐらいの時もある。
あめの帰るところ/朝丘戻。
これは塾講師と生徒に惹かれて買った。攻めの先生が変わってるというか不思議で愛情表現もとてもストレートでによによした。そしてそこから一気に突き落とされた…。好きとはなんなんですかね…。
誘春/吉田珠姫
血の繋がりのある親子の父×子っていうのを読んでみたくて買った。買う前から狂ってると聞いていたのでほーん狂ってんのか〜(最高)って思ってたんだけど本当に狂ってた。ハチャメチャプレイです。もう手遅れすぎる親子なので楽しく生きて欲しい。二編構成で後半の話はちょっとホラー目のシリアス。これを読むと前半も腑に落ちる気がする。
恋するインテリジェンス4~6/丹下道
官僚たちの恋愛模様は人間が増えに増えて私の頭では処理しきれません。誰や…みたいな人が数人いた、誰や……。
武笠さんは髪を下ろすと私めちゃくちゃ顔が好きです。先森さんの顔が一番好きなので六巻は踊りながら読んだ。なんか普通に柳さんもっとやばい人だと思ってたらいい人でした。次が藍染さん(顔好き)の話らしいので楽しみです。
恋するインテリジェンスはまおちゃんと先森さんの並びと関係性が結構好きです。
天国が落ちてくる1~3/高遠琉加
本当に出会えてよかったなあと思うふたりの話。とても苦しい。攻めがどこかで息をしてくれていたらいいのに、と期待と不安を胸に抱きながら祈っていた人に出会えてよかった。二冊目の書き下ろしはラブ要素はないけど、BLとは…と考えた。
神経衰弱ぎりぎりの男たち 地球は君で回ってる 最後から一番目の恋/高遠琉加
攻めの孤独さでぼろぼろになって、三冊目の表題作のそれを超える孤独さでぼろぼろになったBL。三冊目の表題作ほんとにちょっとすごすぎるので読んでください。BLを超えた何か。
壁の中の嘘と秘密/高遠琉加
全寮制の男子校BL。受けの抱えた秘密があれだしそのことについてなあなあにされないのがいい。
愛と混乱のレストラン 美女と野獣と紳士 唇にキス舌の上に愛/高遠琉加
レストランの話なんだけど料理の描写がめちゃくちゃ丁寧で読んでるだけでうわー食べたい!って思った。BLだけどBLじゃなくてドラマを見てるような感覚でした。攻めの食べることへの情熱というか食べるとはどういうことかっていう考えがとても好きです。
君は僕の初恋の人/高遠琉加
これは壁の中の嘘と秘密のスピンオフで十日間一緒に過ごした先生二人の話。攻めの執着が結構すごい。ちょっと並外れてるけど執着攻めめちゃくちゃ好きなのでよかった〜〜〜。
こいのうた/高遠琉加
言葉にできない〜〜〜〜受けの先生の顔がめちゃくちゃ好きってことだけ書いておく。
楽園暮らしはどうですか?/夕映月子
おじさん攻めだと思って買ったら普通に若くて( 'ω')ファッ!?ってなった。アラサー年上攻めです。めちゃくちゃよかった、私が好きな年上攻めの攻めだった。
甘くて優しくて神以外にいうことがない。年上攻め好きな人読んでくださいお願いします。
今月は大半高遠琉加さんのBLを読んでいました。今まで胸がえぐられたBL沢山あったんですけど、高遠さんの小説って余韻がすごくて脳がぼーっとするのがとても長い。今もぼーっとしています。
孤独を描くのがうますぎて私も孤独になりそう…(?)
家に積み本がどっさりあるので十月はそれをちまちま読み進めていきたい所存。
あとたまには新刊を追いたいなあ…と思っています。
2019.10.1 坦々麺